2009年5月13日水曜日

3~4日「札掛まるごと森体験!」を実施しました

  
5月3~4日に「札掛まるごと森体験」を実施しました!
 
60代の方から7歳の子まで、総勢8人で行いました。
 
 
はじめにオリエンテーションを行い、顔合わせをしたら 
 
さっそく森林ボランティア体験をしていただきました。
 
作業内容は「間伐」です。
 
間伐とは、混みあって生えている人工林の
    
上部が折れている木や曲がって生えている木などを切ることで
  
木々にまんべんなく光が当たるようになったり、
 
風通しがよくなり病気が少なくなる、といった
  
健全な林をつくっていくための作業です。
   
 

この方は欠席した旦那さんの分まで楽しんで切っていました
 
  
   
一本最後まで切りきったよ!

 
   
子どもたちも、自分の胴回りぐらいあるような木を
  
夢中になってノコギリで切っていました。
  
自分で切りきった記念に輪切りの木を持ち帰る方もみられました。
 
 
 
間伐を終え、みんなで夕食をつくり終えたら
 
月明かりの中、ナイトウォークのはじまりです。
 
この夜、半月よりも少し大きくなっていた月は
 
とても明るく感じられました。
 

そんな、影もできるような月明かりの中、
 
一人ひとりのんびりと過ごす時間のときに
  
ある参加者のもとへ動物が近づいてきたそうです。
 
目が合ったところでその動物は逃げてしまったそうですが、
 
違う場所にいた他の方もその動物を見かけたそうです。
  
  
夜の森と一体になって過ごしていれば、
 
動物のほうから寄ってきてくれることもあります。
 
 
その動物はどんな気持ちで寄ってきたのでしょうね。
   
 
  
2日日は自然散策です。
 
朝ごはんを食べた後、自然の中をのんびり歩きました。
 
ヘビや白いオタマジャクシ、モミぼっくりの一部、モミジの花など 
 
歩きながらいろいろなものと出会いましたが、
 
ある方はこの植物に特に夢中になっていました。
  
 
    
天然のミツバです。
 
「スーパーのものより大きい!」という声も。
 
せっかくなのでみんなで少しだけ採って、
 
お昼のお味噌汁にいれて、おいしくいただきました。
  
   

ミツバ採りは大人のほうが夢中です

 

川のそばを歩くと、ふしぎと水に触れたくなってきます。
   
そこで、みんなで川にちょっと手を入れてみました。

家の水道とくらべて、どんな感じでしたか?
  

こんなにたくさんの水が絶えず流れているのは
なんだか不思議な気もします
 
 
 
  
 
この日はゴールデンウィーク最後の晴れ間。
 
吊り橋から見る景色も色鮮やかでした。
    
  
 

吊り橋からの見た新緑
 
   

午後は、丹沢の木を使ったものづくりをしました。

前日間伐で切った丸太を磨く方もいれば、

ペン立てやストラップをつくった方も。

最後に「丹沢」の焼印を押したら完成です!

 

参加者のつくったストラップとペン立て

 
 
 
「自分でも木を切ることができたので驚きました。」
 
「木の皮を剥いたら、あんなにツルツルするとは思わなかった!」
  
「はじめてアオダイショウに触りました。」
 
 
などなど、今回の行事を通して
 
いろいろな「はじめて」を体験した方も多かったようです。
  
そんなとき、みなさん知らないうちに笑顔になっていました。
 
そんな笑顔をたくさんつくっていけるよう
 
これからも様々な体験プログラムを実施していきたいと思います。
 
 
ゴールデンウィークの貴重な2日間にご参加いただき
 
本当にありがとうございました!
  
  
(はらしま)
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この行事は不定期に実施しております。
 
次回は 8月29日(土)~30日(日)に予定しています。
 
詳しくは札掛森の家までお問い合わせください。
Tel : 0463-75-4896 Fax : 0463-75-4897
  
他にもいろいろな自然体験を行っております!詳しくは下記リンクへ!
http://fudakake-morinoie.jp/news/
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