2013年5月27日月曜日

アリとアブラムシと

青々とした葉っぱが茂ったミズキの上で、色々な生き物を見つけました。

まず、目につくのがアリ。
葉の上をチョロチョロと沢山のアリが動き回っています。
 
なにかあるのかなと近づいて見ると・・
 
 
葉についたアブラムシの周りにアリが集まっています。
 
よく見ると、アブラムシのおしりから出る甘い汁(甘露)を
なめているようで、アリのお腹がパンパンに膨らんでいます!
 
アリはアブラムシから甘露を貰うかわりに、
アブラムシの天敵が来たら追い払ってあげるそうで
アリとアブラムシは一緒にいることで、お互い利益がある
共生関係にあります。
(そうでない場合もあるようですが・・)
 
葉の上のアリ
 
こっちにも


???


よ~くみると・・

あれ?

足が8本?!何かおかしい・・・



 

実はこれ、アリではなくアリそっくりなクモです!
その名も「アリグモ」

アリは小さいですが、攻撃性が強く、集団ともなると
近づきがたいこわい生き物。

アリグモはそんなアリに姿を似せて、
自分の身を守っているといわれています。

葉っぱの上の小さな世界で、生き物たちが
共に関わり合いながら生きている様子を覗くことが出来ました。




追記
森の家周辺ではマルバウツギ、ヤマボウシ
サンショウバラ(散りはじめですが蕾もあり)
などが咲いています。


(やなぎさわ)